数学ガールの秘密ノート

ビットとバイナリー


  • 結城浩

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STORY

ストーリー

中学生・高校生向けのやさしい数学を楽しい会話で学ぶシリーズです。

今回のテーマは「ビットとバイナリー」。

数学ガールの登場人物が、コンピュータを支えている数学的な原理について楽しみつつ学んでいきます。

抽象的な解説ではなく、具体的な実例を使って解説していますので、中学生から楽しんでいただける内容になっています。

どの章も、中学校や高校ではあまり学ばない題材を扱いつつも、具体的な題材や計算を通して体験するため、登場人物といっしょに遊びながら学べる内容になっています。決して古びることのない、コンピュータを支える数学的な原理を本書を通してつかむことができます。

本書は、プログラミング教育の必要性が叫ばれる現代において重要な一冊となるはずです。

数学ガールたちといっしょに学びましょう!

CHARACTERS

キャラクター

「僕」
語り手。数学、特に数式が大好きな高校生。
ユーリ
「僕」のイトコ。論理的な思考が大好きだけど、飽きっぽい。「僕」のことを《お兄ちゃん》と呼ぶ。栗色のポニーテールをした中学生。
テトラちゃん
「僕」の後輩。「僕」から数学を教えてもらうのが好き。ショートカットで、大きな目がチャームポイントの元気少女。
リサ
「僕」の後輩。寡黙な《コンピュータ少女》。プログラミングを自在にこなす、真っ赤な髪をした高校生。
ミルカさん
「僕」のクラスメート。長い黒髪にメタルフレームの眼鏡を掛けている。数学が得意な饒舌才媛。

DETAILS

この本について

タイトル 数学ガールの秘密ノート
ビットとバイナリー
著者
  • 結城浩
発行日 2019/7
発行者 SBクリエイティブ
販売価格

1620円

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ISBN 978-4797391398

CONTENTS

目次

あなたへ
プロローグ

第1章「指折りビット」では、コンピュータ内部のデータ構造を支える「二進法」について学びます。位取り記数法、十進法と二進法の関係、二進法が作り出す0と1のパターンなどを観察しながら、私たちが日常で使っているものとは異なる数の表記法を発見的に楽しみます。

第2章「変幻ピクセル」では、コンピュータグラフィクスの基本である「ピクセル」について学びます。数が生み出すパターンによって画像を構成する原理を、小さなスキャナとプリンタによって具体的に体験します。また、コンピュータで用いられる「ビット演算」を画像処理と合わせてとらえます。ひとつひとつの手順をコンピュータに実行させるというプログラミングの基礎も実例を通して学びます。

第3章「コンプリメントの技法」では、コンピュータで用いられる「ビット演算」と「2の補数表現」について学びます。ビット演算と数との関係を考え、計算について自由に発想を広げる経験をします。

第4章「フリップ・トリップ」では、フリップ・トリップという楽しいオリジナルゲームで遊びながら、繰り返しに隠れている数学的な構造を探求します。仲間同士で議論しながら、新しい問題に立ち向かうおもしろさを味わいましょう。「ハノイの塔」や「再帰的構造」にも触れます。

第5章「ブール代数」では、「順序構造」と「ブール代数」について学びます。たくさんのビットパターンをどのように整理するかを調べ、大学で学ぶ離散数学のイメージに触れて本書を終えます。

エピローグ
解答
もっと考えたいあなたのために
あとがき
参考文献と読書案内

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この本を書いた人

  • 著者 結城浩 ゆうき・ひろし
    数学物語『数学ガール』作者。文章書きとプログラミングが好きなクリスチャン。著書に『数学ガール』シリーズ、『数学ガールの秘密ノート』シリーズ、『暗号技術入門』、『プログラマの数学』、『Java言語で学ぶデザインパターン入門』(いずれもSBクリエイティブ)、『数学文章作法』(ちくま学芸文庫)など多数。2014年度日本数学会出版賞受賞。